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都市部や観光地の活況評価~モバイル空間統計~

【課題】

金融機関のアナリストやエコノミストは、景況の把握のために人口動態のデータを利用しています。


しかし、現在広く利用されている政府統計は、更新頻度が5年と遅く、また昼間人口は就業者数ベースのため実態を反映しておりません。


また、GPSを活用したデータでは、精緻かつマクロな分析を実施する上で十分な推計精度をエられません。


その結果、新型コロナウイルスの流行などに付随する社会情勢ををタイムリーに分析することが難しくなります。



【REMETISができること】

このケースでは、REMETISによる人口統計分析の「データの鮮度」と「データ取得頻度」が効果的に活用できます。


REMETISを利用すれば、任意のエリアに関して、直近の人口統計データが得られます。


それにより、古いデータの比較ではなく、新型コロナウイルスの流行が各地の景況にどの程度影響を与えているのかといった現状を反映した直近のデータの分析が可能です。


加えて、日本各地のデータを取得できるため各地景況の回復傾向の差異も比べることができます。


例えば図1では、渋谷駅周辺の休日13時の人口推移を示しているが、2020年のコロナウイルス拡大時に大幅に減った人の流れが戻ってきつつあることが確認できます。


またREMETISが扱っている人口統計データは、1時間毎に収集されているので、年毎ではなく、時間毎のデータが取得できます。


勿論、公的統計データがない昼間の滞在人口の情報も1時間ごとに細かく分析することができます。


図2では新宿駅周辺の平日23時の人口の様子を示している。歓楽街の側面が強い新宿では夜間の外出自粛要請に伴い、人の戻りが鈍いことが表れています。


図1


図2



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